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LARA健口便り
【LARA健口便り vol.7】矯正終了後のリテーナーの役割について
こんにちは!歯科衛生士の藤澤です🌼
今回は歯列矯正後のリテーナーについてのお話しです✨🦷
歯列矯正が終わった後はリテーナーと呼ばれる保定装置を装着しなければならないのですが、矯正直後の歯はまだ安定しておらず、放っておくと元の位置に戻っていこうとします。
その「後戻り」を防止するための役割がリテーナーです!

リテーナーには主に3種類のタイプがあります
・マウスピース型
→マウスピース型は患者さんの歯並びに合わせて作成します。
目立ちにくく、歯並びを保つ力も強いというメリットはありますが、強い食いしばりやや歯ぎしりがある方は穴が空いてきたり、割れてしまったりと耐久性はその他リテーナーに比べて弱い傾向にあります。
・プレート型
→プレート型患者さんの歯型をとってレジンという素材で床を作成します。
プレートの外側(歯の周り)をワイヤーで支えています。
ワイヤーがシルバーなので少し目立ちやすいのがデメリットですが、作り方によってはワイヤーをプラスチックやファイバー製の物を使って目立たないように作る場合もあります。
・ワイヤー型
→ワイヤー型は固定式の細いワイヤーを前歯などの裏側に接着させて使う保定装置です。
歯を直接抑えるため、動きやすい部分を強固にとどめておく効果が期待できますが取り外しが自分ではできないためワイヤーの周りに歯垢、歯石がつきやすくセルフケアがとても重要です!
このように、様々なタイプのリテーナーがありますが当院ではマウスピース型を採用しています。
耐久性の観点から特に歯軋り食いしばりが多くなる夜は少し厚めのマウスピース、日中は通常の厚さのマウスピース、壊れた時の予備で通常の厚さのマウスピースの計3枚を矯正終了後にお渡ししています!!
マウスピースタイプなので、リテーナーを使用しながらお家でやるホームホワイトニングをすることもでき、歯並びをキープしつつホワイトニングもでき、一石二鳥です🦷🩷
では、そもそもなぜ後戻りしてしまうかと言うと・・・
矯正では、歯に対して持続的に力を加え、徐々に歯を押していくことで歯並びを矯正します。
その時歯を支えている骨の形も徐々に変わり、矯正したいスペースに歯が動きます。
歯が動いたことによりできたスペースには新しい骨ができます、矯正完了後すぐは骨がまだ安定していないのでリテーナーをつけて歯が戻るのを防ぐ必要があります。
リテーナーの着用期間と時間は矯正をした年数によって変わってきます。
せっかく長い時間をかけて、頑張ってきれいになった歯並びが元に戻ってしまうのはとても悲しいですよね…😢
一度戻ってしまった歯並びは自然に戻ることはないので、また歯並びが気になる場合は再度矯正治療が必要になり、時間とお金がかかってしまいますので、指定されてた使用期間と時間はしっかり守っていきましょう❗️
長い矯正期間は大変なことや辛いことがあると思いますが、皆さんの素敵な笑顔のサポートができるように私たちスタッフも力になりますので、不安なことや辛いことなどがあれば、なんでもスタッフにご相談ください💪🏻🩷☺️
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※初診の方、再受診でも月初めの方は受診の時に診察券、健康保険証、お薬手帳、各種医療受給者証をお持ちください
※健康保健証が変更になった方は、月の途中の再受診でも新しい健康保険証をお持ちください
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